研究室紹介
研究内容
さて、ここではこの日本史研究室で学ぶこと、つまりは大学で日本史を学ぶということについて説明していきたいと思いますが、ここをご覧になられている特に高校生や大学一年生の方々は、日本史についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。まず高校の日本史でいうと、
・教科書や参考書で、かなり限定された範囲について通史的に勉強する。
・「覚える」ことが中心の勉強。
・あくまでも受験のための勉強であることが多い。
といったイメージをお持ちだと思います。これに対して大学の日本史では、
・学ぶ範囲は特に限定されず、自分で選択できる。
・興味のあることについて集中的に勉強していける。
の2点が特徴としてあげられ、高校での日本史とはかなり異なる部分があります。特に自分が勉強したいと考えていることに対して、「集中的」に取り組むことができる点は非常に魅力的なことであります。
ただし一つ付け加えておきたいことは、研究室に配属されてから卒業論文を執筆するまで日々地道に勉強していくことが必要だということです。この研究室に入って日本史を勉強したいとお考えの方々は、決して楽なものではないことも覚悟していただきたいと思います。
研究室生活
さて、次に日本史研究室に所属した場合の大学生活の大まかな流れについて説明していきたいと思います。
1年 | ||
12月 | 分属説明会 | |
1月 | 分属決定 | |
2月 | 個別面接 | 今後の指導のため、教員と面接を行います。面接ではどこの時代を勉強したいのか、卒業後の進路の希望、サークル所属の有無など、様々な質問がされますが答えは漠然としたものでかまいません。事前に教員の顔と名前を覚えておきましょう。 |
2年 | ||
4月 | 日本史研究室オリエンテーション | 研究室所属の学部生、院生との顔合わせ。自己紹介や研究室生活に関する説明があります。 |
4~5月 | 新入生歓迎コンパ | 上級生や先生方と仲良くなりましょう。 |
4・5月~ | 研究室生活開始 | 研究室生活が本格的に開始します。とにかく分からないことは先輩方に聞きましょう。最低限のルール・マナーを守れば、研究室は基本的に自由に活用できます。 |
夏休み | 集中講義 | 毎年8~9月頃に外部の先生をお招きして集中講義があります。貴重な機会ですから積極的に受講しましょう。 |
11月 | 金大祭/日本史学研究室講演会 | 毎年、研究室では有志が主体となって金大祭(学園祭)の日に外部の先生をお招きして講演会を開催しています。 |
2月 | 研究室図書整理・大掃除 | 図書委員が中心となり行います。積極的に参加しましょう。 |
3月 | 研究室旅行 | 研究室旅行は主に3年生が中心となり計画・実行します。 |
3年 | ||
夏休み | 卒論合宿 | 卒論合宿は3年生が中心となり計画・実行します。3年生が、現時点での研究の進み具合や今後の方向性を発表し、仲間や先生と論じ合います。卒論提出に向けての第一関門です。 |
4年 | ||
4月 | 卒論ゼミ開始 | 卒論ゼミは4年生対象のゼミ。およそ前期後期2回ずつのペースで研究の中間報告を行います。 |
1月 | 卒論提出 | 頑張りましょう。全てはこの日のために。なお2月上旬には、教員との口頭試問があります。 |
2月 | 卒論発表会 | 最後の試練です。研究室の全員に自分の研究を発表します。 |
〃 | 追い出しコンパ | 発表会後の無礼講。 |
3月 | 卒業式/学位記伝達式 | 4年間の学業の証、そして新たな旅立ちの日です。4年間お疲れ様でした。 |