研究室の近況報告

『かたりべ』第七集・第八集完成

 近現代ゼミではほぼ毎年、ゼミの一環として戦争を体験してきた人々に実際にお話を伺い、それをまとめる活動をしてきました。こうして出されるのが『かたりべ』です。今回は第七集と第八集の二冊を刊行しました。第七集では、「女たちの戦中・戦後(2)」というタイトルをつけ、二回目になりますが女性の視点から語られる戦争体験がまとめられています。第八集では、「戦後七〇周年を迎えて」ということで、戦争の悲惨さや、命の尊さ、重さを改めて考えさせる内容となっています。
 私は、今回のかたりべにおいて、第七集では上杉香代子さん、第八集では松浦謙次さんの聞き取り調査に参加させていただきました。お二人とも自身の過去を振り返り、時には声を張り上げ怒りを露わにし、時には仲間や家族を思い出し涙する場面もありました。方言交じりで戦争に対する思いを吐露してくださった方もいます。この本の中には、こうした感情も全て文字に起こし、つらい過去を思い出し、語ってくれた方々の心情を読者により具体的に伝わるように編集してあります。ぜひ、手に取って読んでみてください。

渡邉瑞萌

2017年度211勉強会の様子を公開いたしました。

2月に行われた211勉強会の様子を公開いたしました.

聞き取り記録『かたりべ』ダイジェスト版のページを開設いたしました。

『かたりべ』ダイジェスト版第1回を公開いたしました.

教員紹介を更新いたしました。

教員紹介のデータを更新いたしました.

松代大本営見学ツアーの様子を公開いたしました。

11月に行われた松代大本営見学ツアーの様子を公開いたしました.

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金大祭講演会の様子を公開いたしました.

10月に行われた講演会の様子を公開いたしました.

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平和町・野田山スタディツアー+金沢城スタディツアーの様子を公開いたしました.

10月に行われた平和町・野田山スタディツアー+金沢城スタディツアーの様子を公開いたしました.

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2017年度釜ヶ崎地域訪問の様子を公開いたしました.

8月に行われた釜ヶ崎地域訪問の様子を公開いたしました.

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『鍋屋文書目録』刊行

 『鍋屋文書目録』(第7回北陸銀行若手研究者助成金調査報告書、研究代表者:上田長生、調査協力:加賀藩研究ネットワーク)が、2016年3 月に刊行されました。調査には、加賀藩研究ネットワーク会員の研究者とともに、日本史学研究室近世ゼミの受講生も参加し、1点ごとの調査カード作成や目録化を手伝ってもらいました。
 鍋屋髙畠家は、加賀藩の給人米を保管・換金した蔵宿で、城下町金沢の蔵宿としては最大規模でした。これまでは、在郷町の蔵宿の研究はありましたが、城下町金沢の例はわずかしか知られていませんでした。今回の調査では、蔵宿経営に関わる2000点余りの整理を行うことができました。整理された文書からは、鍋屋の経営動向や給人との金融関係などが具体的に判明しました。
 今年度は引き続き、冠婚葬祭・学芸などに関わる1000~2000点の調査・整理を進め、鍋屋文書の全体像の把握に努めています。地域や家で保管されている大切な古文書類の調査を今後も継続していきたいと思いますので、古文書の情報や調査のご希望があれば、お問い合わせください。また、『鍋屋文書目録』をご希望の方もお問い合わせください。

上田長生

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『かたりべ』第六集完成

 『かたりべ』第六集が完成しました。
 第六集には、2013年度及び2014年度後期に行われたシベリア抑留に関する聞き取り記録が収録されています。8月14日のポツダム宣言受諾後、部隊を解散した関東軍将兵はシベリアへと連行され強制労働に従事させられました。シベリア抑留は4年以上に渡り、過酷な条件下での労働は多くの死者を出すこととなりました。今回はこうした極限の状況を体験された方々の貴重な証言を収録しています。
 私は、聞き取り調査を行うまではシベリア抑留についてあまり理解できていない状態でした。今回、実際に体験された方からお話を聞き、シベリア抑留が如何に苛酷で悲惨であったかを知ることができました。更にシベリア抑留自体が一般に「終戦」と言われる8月15日以降に起こった出来事であるということにも気付かされ、戦争の認識を新たにしました。
 シベリアという地で一体何が起こっていたのか、どういった被害が出ていたのか、体験者の生の声から知ることができると思います。石川県内の図書館に所蔵されておりますので、最寄りの図書館よりお取り寄せのうえ、ご一読ください。
 また、現在は『かたりべ』第七集完成に向けて、聞き取り調査の編集作業を行っています。教員・学生一丸となって作業を進めておりますので、ご期待ください。

髙橋香織

【追記】
 近代ゼミで行われている聞き取り調査が、朝日新聞2015年8月15日付夕刊(大阪本社管内/石川県では8月16日付)で紹介されました。朝日新聞のHPにて動画と共にご覧になれます。URLは以下の通りです。
(http://www.asahi.com/articles/ASH8953MTH89PQIP007.html)

『かたりべ』第五集完成

 ついに、『かたりべ』第五集が完成しました!
 第五集では、2012年度後期近現代史ゼミ(能川教員担当)で行われた、大阪・釜ヶ崎で活動されている方々の聞き取り調査が収録されています。釜ヶ崎は、高度経済成長期を支えた日雇労働者のまちでした。しかし、日雇労働者が高齢化してきている現在では、福祉のまちとして様々な活動が行われています。
 この文章を書いている私自身、釜ヶ崎についてよく知らない状況でした。この聞き取り調査を通じて、釜ヶ崎の歴史,現在の釜ヶ崎の状況等様々なことを知ることができました。中でも印象に残っているのが「サポーティブハウス」と呼ばれる施設です。これは「ドヤ」と呼ばれる宿泊施設を改修し、生活保護受給者を入居させるというもので、非常に画期的な施設であると感じられました。
 サポーティブハウスを経営されている方や、釜ヶ崎での教育に携わった方、釜ヶ崎で社会運動を行った方などの聞き取り調査が収録されており、釜ヶ崎のことをよく知らないという方でも、釜ヶ崎についての知見を広げることができるのではないかと思います。
 『かたりべ』第五集と『釜ヶ崎のススメ』(洛北出版、2011年)をあわせて読むと、さらに釜ヶ崎について知ることができるのではないかと思います。
 各地の図書館に所蔵されておりますので、最寄りの図書館よりお取り寄せのうえ、ご一読ください。

 また現在、『かたりべ』第六集完成にむけて、聞き取り調査の編集作業を行っています。教員・学生一丸となって作業を進めておりますので、ご期待ください。

嶋田翔太

【追記】
 発行に協力して下さった洛北出版さんのHPにて『かたりべ』を紹介していただきました!(http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-1182.html) ありがとうございました。
洛北出版:http://www.rakuhoku-pub.jp/list.html

 



更新履歴

 

     
2018/5/11
課外活動のページを更新しました
     
2018/5/10
聞き取り記録『かたりべ』ダイジェスト版のページを開設しました
     
2018/1/11
課外活動のページを更新しました
    
2017/4/11
課外活動のページを更新しました
    
2017/1/19
課外活動のページを更新しました
    
2016/10/12
課外活動のページを更新しました
2016/07/28
課外活動のページを更新しました
2016/1/31
課外活動のページを更新しました
2015/12/15
課外活動のページを更新しました。
2015/10/16
研究室旅行のページを更新しました。
2015/9/29
課外活動のページを更新しました。